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パーマ

この記事では『パーマをかけている、今後かけたい方に向けたパーマの種類』について紹介していきたいと思います。

 

  • やりたいスタイルがどのパーマをしたらいいか分からない
  • パーマの種類が多くて何が良いの?
  • パーマの種類によって髪の傷みが違うの?

美容師
こんな方にお勧めの情報となっています。

 

美容院でパーマの種類が多くてどのパーマをしたらいいか分からない事はありませんか?

 

実はパーマとは、なりたいスタイルや髪の長さ・髪の傷みによってパーマの種類の選び方が重要なポイントになります。担当の美容師とカウンセリングをする事も大事ですが、事前に知識として持っておいた方が安心して任せる事が出来ます。

 

そのために自身の髪質や、スタイル・ダメージ具合に合わせてパーマの種類を選ぶ必要がありますので、今回はパーマの種類を美容師が解説していきます。

パサ子
パーマの種類が多くて美容師に任せていました!自分でも知識が合った方が良いんですね?

美容師
パーマの特徴を理解しておくとカウンセリングが分かりやすくなるので重要な点だけでも覚えておいた方が良いですよ!

 

【基礎知識】パーマの3つの種類

パーマ種類は、主に3種類しかありません。

パーマの種類
  • 水・コールドパーマ
  • デジタルパーマ
  • エアウェーブ

美容師は、お客様のなりたいパーマスタイルにする為に、パーマの種類や毛髪診断・パーマの巻き方・薬剤の選定などをして行っていきます。

 

でも美容院のメニューで上記のパーマを施術するのにネーミングが違う事もあります。気になったら、「〇〇パーマはどんなパーマの種類ですか?」と聞いてみると良いと思います。

では、それぞれのパーマの特徴やメリットなどを解説していきます。

水パーマ・コールドパーマ

ロッドを巻き水分状の薬液の作用で髪を変形させるパーマを「水パーマ」や「コールドパーマ」といいます。

 

この水パーマやコールドパーマは、1番基本的なパーマなのでどの美容院であっても施術することができます。

水パーマ・コールドパーマのメリット

Memo
  • どの美容院でも出来る
  • コスパがいい
  • 時間が早い
  • 根元からボリューム感を出せる
  • ショート〜ロングと髪の長さに可能
パーマの基準となるのでシンプルなメニューとなっています。

 

そのために美容院選びが簡単なのと、パーマにかかる金額が安いのもメリットです。

髪質や髪のダメージ具合によって変わりますが、行程が一般的なので美容院にかかる時間も少ないので美容院が苦手な方にもオススメです。

 

水パーマは短い髪や根元のボリュームが欲しい方に1番最適のパーマなので、短い髪の男性やショートスタイルの女性・ボリュームが出なくなった方にもかける事が出来ます。

 

水パーマやコールドパーマは、一般的なパーマの手法ですが、メリットが多くあります。

水パーマ・コールドパーマのデメリット

Memo
  • 他のパーマに比べて取れるのが早い
  • 軟毛・猫っ毛・直毛にかかりにくい
水パーマやコールドパーマのデメリットとして、他のパーマより取れやすい点があります。
特に軟毛や猫っ毛のような髪質や直毛の方にかけると、傷みが強く出たりそもそもパーマが1日2日で取れてしまう事もあるので美容師にしっかりとカウンセリングをしてもらう事が大切です。
万が一、すぐに取れてしまったら美容院に問い合わせて再度パーマをしてもらう事とその後のシャンプーやトリートメントなどでケアをする事がオススメです。

デジタルパーマ

デジタルパーマは、水パーマと違いクリーム状の薬剤と熱処理を活かしたパーマです。他には、デジタルパーマをホットパーマや形状記憶パーマと呼ぶ事もあります。

 

デジタルパーマの特徴として、コテで巻いた仕上がりをデザインする事やくっきりとふわふわなウェーブをつくることができるパーマです。「熱」を与える事で髪に形状記憶させるパーマになります。

美容院に置いてある特殊の機械を使い、ロットで巻いた後徐々に髪を熱で乾かしていく形状記憶させるパーマになります。

デジタルパーマのメリット

Memo
  • パーマの持ちがいい
  • コテのようなふんわりした仕上がりが出来る
  • スタイリング・再現性が簡単

よくデジタルパーマは熱を毛先にあてるから傷みやすいというイメージがありますが、間違った使い方をしなければ傷みは少なくする事が出来ます。

 

デジタルパーマは温度や時間・薬剤を調節できるのでさまざまな髪質に対してパーマをかける事が出来ます。

 

他のパーマに比べて、乾かした状態の方がパーマがキレイに出やすいのも特徴なので、スタイリングがとても簡単なのでパーマを始めてやりたい方にはデジタルパーマがオススメです。

デジタルパーマのデメリット

Memo
  • 美容院によっては扱っていない
  • 男性・ショートの髪にはかけられない(ボブ以上の長さは大丈夫)
  • 根元のボリュームは出せない
  • 時間が長い
  • コストがあがる
デジタルパーマは、熱でロットを温めるため特殊な機械を使います。この機械は、高額なため美容院によっては扱っていない場合もあるので美容院に扱っているかの確認をする事が必要です。
その為、デジタルパーマの価格も水パーマに比べて高くなる事が多いのと、熱で温める時間が約20分前後はかかるので美容院に滞在する時間は増します。
さらに、水パーマと違い熱で形を作るため毛先のダメージが強すぎるとちりちりになる事もありますので美容師とのカウンセリングをしっかりしましょう。
デジタルパーマは、水パーマと違い根元のボリューム感を出す事は難しいので、頭頂部の薄毛やボリューム感を出したい方には他のパーマにする事がオススメです。

エアウェーブ

エアウェーブパーマもデジタルパーマと同じくホットパーマの1つです。
エアウェーブパーマとデジタルパーマの違いは、同じ熱処理ですが『温風』を用いたパーマメニューの1つで、くっきりとふわふわなウェーブをつくることができるパーマです。

 

エアウェーブの流れでは、低温で時間をかけて髪を乾燥させる事で高温出ない分傷みが少ないのも特徴です。

エアウェーブのメリット

Memo
  • パーマの持ちがいい
  • コテのようなふんわりした仕上がりが出来る
  • スタイリング・再現性が簡単
  • 根元からパーマをかける事が出来る
  • 1番傷みが少ない

エアウェーブは、パーマの中で1番傷みが少ないパーマです。薬液も化粧品登録をしているものを使用するので傷みが気になる方は是非試してもほしいパーマです。

 

デジタルパーマに比べると、強弱の幅広さがあり好みのスタイルが可能なのと、薄毛や根元が割れやすい方は根元からボリューム感を出す事が可能なのでどんな悩みの方にでもかける事が出来ます。

エアウェーブのデメリット

Memo
  • 扱っている美容院が少ない
  • 滞在時間は1番長い
  • コストがあがる
1番傷みが少ないパーマのエアウェーブですが、扱っている美容院がかなり少ないのが現状です。
温風で乾かす行程が、全部で30分以上はかかる為に滞在時間の目安として2時間かかる事もありコストが上がってしまいます。
探す方法としては、ホットペッパービューティーやグーグルでの検索をする事で見つける事が可能になります。

パサ子
どんなパーマにするかは髪の長さや傷み・スタイルによって変わるんですね!

美容師
パーマの特徴は理解できましたでしょうか?個人的にオススメのパーマはスタイリングが簡単な『デジタルパーマ』ですね!

【美容師が解説】パーマの疑問に付いてのQ&A

代表的なパーマについての疑問を美容師が解説していきます。

Q;パーマをかけたら朝のスタイリングは楽になりますか?

A:とてもスタイリングが楽になるのでパーマはオススメです。

 

朝の寝癖をとる為に、毛先を軽く濡らし乾かすだけで大丈夫です。その際、スタイリング剤を付ける事で毛先の動きやパサつきを抑える事も出来ます。

Q;パーマをかける頻度はどのくらいの期間をあけたら良いですか?

A:髪質は傷み具合にもよりますが3〜6ヶ月を目安にしましょう。

 

頻度が早すぎると、毛先の傷みが強く出てしまいます。

 

水パーマは3〜4ヶ月、デジタルパーマやエアウェーブは4〜6ヶ月がオススメです。パーマをかけない間に、毛先のメンテナンスのカットや毛量を少なくする事でパーマが出やすくなる事もあるので美容師に相談しましょう。

Q;縮毛矯正した髪にパーマは出来ますか?

A:デジタルパーマなら縮毛矯正後でも可能で、同時進行も可能です。

 

本来の水パーマでは縮毛矯正をした髪にパーマをあてる事はかなりリスクのある方法でした。しかし、縮毛矯正とデジタルパーマの薬液は似ているためパーマをあてる事が可能になりました。

 

しかし、毛先の傷みが強いと毛先がチリチリになる恐れもある為こちらも美容師のカウンセリングのもと行いましょう!

Q;ブリーチしている髪にパーマは出来ますか?

A;ブリーチ毛にパーマは絶対にしてはいけません

 

毛先にブリーチをした髪がある場合、どんなパーマをしても毛先がちりちりになったり、毛先が大量に切れる事があります。

 

過去にブリーチをして、今毛先にない場合は大丈夫ですが、黒染めをして分からなくなってしまった方は美容師に申告をしておきましょう。

 

ビビリ毛になってしまったらとてもケアが大変なので注意しましょう。

 

パーマは難しい施術内容!美容院選びも重要

パーマは美容師でも難しい施術の1つです。

 

特に始めてのお客様を担当するときに、過去のカラーやパーマなどの履歴を聞き出す事も必要です。もし、忘れてしまった場合は、だいたいの時期だけでもいいので美容師に伝えることをしましょう。

 

パーマで失敗したくない方がほとんどだと思いますので、美容院選びも慎重にしていきましょう。

パーマをかける前に基礎知識を覚えておこう

パーマの種類や傷みなどの解説をしていきましたがいかがだったでしょうか?

 

パーマをかける上で必ず覚えていた方が良い内容なので、少しでも良いので覚えておく事が大切です。

 

でもどんなにキレイにパーマがかかっていても毎日のケアを怠ってしまうと、カラーや次回のパーマに影響が出てしまうのでシャンプーやトリートメントを見直す事も必要です。

 

もち、パーマで傷んでいる髪や今後パーマをかけたいけど傷みが気になる方は是非こちらも参考にしてください。

 

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