- 使い方が悪いのか髪の傷みがひどくなった
- 正しい使い方をちゃんと知りたい
- アイロンやコテの選び方の基準は?
コテやアイロンを使ってトレンドのスタイルや悩みを解決しよう思う方は多いと思います。しかし、アイロンやコテは全くダメージが出ないとは言い切れないものですが、使い方によってはさらに髪へのダメージにも繋がってしまうのも事実です。
そこで今回は、コテとアイロンの失敗しない正しい使い方と選び方を美容師なりの知識を交えながら解説していきたいと思いますので参考にしてください。
- コテ・アイロンを頻繁に使っている方
- 髪の傷みやパサつきが最近出た方
- コテ・アイロンを使い始めたい方
この記事の目次
初心者でも簡単のコテ・アイロンの4つの巻き方
理想の巻き髪やサラサラストレートにしたいけど、コテやアイロンが上手く使えないという女性も多いと思います。今では、SNSやYouTubeなどの画像や動画を見ることはできますが、理想の髪型になってくれません。
そんなコテやアイロンが初心者の方や苦手な方でも、4つの方法を実践するだけで簡単に理想のスタイルが叶いますよ!少し、練習するだけで今まで苦手だからと言って避けてきたスタイルを存分に楽しみましょう。
内巻き・外巻きの違いと仕上がりの印象を理解する
まずは「内巻き」と「外巻き」の違いを理解しましょう。 これはコテを使って巻く時に始める上で一番大事な事です。
内巻き(フォワード)と外巻き(リバース)のコツをしっかり覚える事が、キレイなスタイルや左右対称・巻き方の応用にも繋がります。
内巻きは、毛先の最後が顔に向かう巻き方で、コテのパカパカする部分は外側にする事で仕上がりができます。内巻きの印象は、可愛らしいや柔らかい印象を出す事ができるので、ボブやフェミニン・ナチュラル系のスタイルが好みの方にオススメです。
外巻きは、毛先の最後が顔に向かわず外に向かう巻き方で、コテのパカパカする部分は内側にする事で仕上がりができます。外巻きの印象は、大人っぽいや華やかな印象を出す事ができるので、外国人風やコンサパ・オフィス系のスタイルが好みの方にオススメです。
左右交互に巻く事で対象にする
巻き方が分かっても、左右のバランスや巻き方が違う事がありませんか?そのようなときは、同じ所を左右交互に巻く事で失敗が減ります。特に苦手とする方を先に巻く事で、より失敗が解消されます。
左右対称にならない他の原因は、巻いている場所が違う事やコテを挟む角度の違いなどもありますが、まずは、毛先だけを目の見える範囲から巻き、左右交互に巻いてみてください。
後ろの髪は毛先しか巻かない
最近、美容師が投稿するSNSでも流行っている後ろからの写真。自分でも後ろの髪を綺麗に巻きたいけどキレイに巻けないという方も多いと思います。
後ろの髪は、自分でも見えないし、どうなっているのか確認しないと分からない部分なので 無理に巻かなくて大丈夫です。
理由としては、髪の長さがミディアム〜ロングの女性なら後ろ髪を胸の方に流す方なら巻くのは毛先しか見えません。無理に根元付近まで巻くと、髪の傷みや首元の火傷に繋がってしまいます。
温度を低めに設定して失敗を防ぐ
コテやアイロンが初心者の方は、慣れるまで温度を「低温の130℃前後」にしておくと強く巻きすぎてしまったという失敗を防ぐ事ができます。
1回強く巻いてしまった髪は、濡らさないともとに戻らないので忙しい朝や待ち合わせなどが合ったら遅れてしまいます。
低温により、カールが付きにくいや持ちが悪いというデメリットもありますが、初心者の方は1つの場所を巻くだけでも時間がかかりますので高温の状態だと髪の傷みにもなるので低温設定をオススメします。
コテやストレートアイロンの使い方をマスターできれば、毎朝のスタイリングが楽になりますし、スタイルの幅が広がります。今までできなかった髪型を練習していきましょう。
コテやアイロンで火傷した時の対処法
コテやストレートアイロンで、よく火傷する場所は肌が露出している『首周り』『耳』『おでこ』『腕や肩』『指』があります。
髪を巻いている最中に、首や肩に当たってしまったり、落としてしまった事で腕にも火傷をする恐れがありますので使うときは細心の注意が必要です。
しかし、慣れてくるとついうっかり・・・という事もあるので火傷してしまったときの対処を解説します。
火傷部分に氷で冷やすのはダメ!
火傷をしてしまったときにまず大事なのは、すぐに冷やす事です。
しかし、冷やし方にも方法がいくつかありますが、『氷』や『冷凍の保冷剤』などで冷やす行為は医学的に間違いなんです。理由としては、皮膚に氷は冷たすぎるため、より悪化する事もあります。
火傷をしたときの正しい対処法は『流水で幹部を冷やす事』です。肩や首の場合はできれば冷たいシャワーで当て、その後冷たいタオルで幹部を冷やしましょう。
忙しい時間でも、幹部を冷やす時間を20分ほどが目安の時間になり、その後はワセリンなどで保湿と保護をしましょう。化膿や痛みが取れない場合は、皮膚科に早急にいく事が早く治す事もできるでしょう。
コテのサイズ別19mm〜38mmの太さ別オススメヘアアレンジ
太さもメーカー・種類もたくさんあるコテとストレートアイロン。
ストレートアイロンは機能に違いが合っても太さはあまり関係ありませんが、コテのサイズは髪の長さやアレンジに違いが出てしまいます。
コテのサイズはだいたい26mm、32mm、38mmと3種類ほどありますが、初めて購入する方や故障して新しいのも買いたい方、違う太さが欲しい方は参考にしてください。
ショート〜ロングでも使える26mmは上級者向け
26mmのサイズは、ショートスタイルからロングまで幅広いスタイルを作る事ができます。
太いコテだと、しっかりクカールを付けても夜にはヘタってしまうや取れてしまう方には26mmのコテの太さはオススメです。細かくカールが付ける事ができるのでボブ〜ロングの方にも対応ができます。
26mmは、「細かいカールしかできないの?」と思うかもしれませんが、コテの温度を少し下げることや巻く毛束を多くする事でふわふわなやわらかいスタイルもできるので調整ができます。
男性にも実は26mmのコテは使用も可能なので、パーマをかけるようなボリュームを出したい方や動きが欲しい男性も使えるので家族で使う方にはコスパも良くなるのでオススメです。
ただ、初めてコテを使う方や慣れていない方は、26mmのサイズは使いにくく感じるかもしれません。巻き方や巻くスピードが上手くないと、カールが強すぎるや前髪がくるくるになったという事もあるからです・・・。
スタイルの幅を広げたい方は26mmのコテを挑戦してみてはどうでしょうか?
初心者は32mmはどの長さにも対応できて使いやすい
32mmはとても使いやすく、どのメーカーにもある太さなので1番人気のあるサイズです。
特にボブ〜ロングにも対応ができるのでコテをどのサイズに使用かと迷ったらとりあえず32mmを購入しておけば間違いありません。
自然なカールが作れるので、柔らかい雰囲気を出したい方やワンカール・外国人風などのスタイルにオススメです。
38mmはロングやエクステをしている方にオススメ
38mmのコテはロングの方やエクステをしている腰まで長い方にオススメのサイズです。
あまり強くないカールや自然なウェーブにしたい方には38mmは使いやすく、エクステを付けている方にも貴重なサイズです。
38mmはショートやボブぐらいの髪の長さの場合は、カールが大きすぎるのでオススメはしませんが、巻き方によっては、くせ毛風などと言ったナチュラルなスタイルも可能です。
いかがでしょうか?今持っている太さを変えたい方は、好みのスタイルや使いやすさを考えてみてください。
コテとアイロンで髪を傷まない3つ方法
キレイな巻き髪スタイルやストレートでも髪が傷んでいたらキレイには見えません。コテとストレートアイロンを使う上で、切り離せないのが使った事で髪が傷んむ事です。
しかし、使い方の注意点をしっかり守る事でダメージを負う事を最小限に抑えるために、正しいかけ方を意識することはとても大切です。
濡れている状態でコテやアイロンを使わない
髪に水分が残った状態でコテとストレートアイロンを使用すると、『ジュっ』と音が鳴り水蒸気が出ます。それは、髪の中にある水分がコテなどの熱により蒸発することで起きます。
これを美容師の中では『熱やけど』といいます。
熱やけどは、髪が傷む一番の原因になりますので、しっかりとドライヤーで根元から毛先まで乾かすことを意識する事で起きないので、使用する前には必ず確かめましょう。
流さないトリートメントは熱から守るからオススメ
流さないトリートメントは、髪の熱から守るコーティングの効果とスタイルングとしても使えるのでオススメのヘアケアアイテムです。
ドライヤーで乾かす前に毛先を中心に付ける事で、コテやアイロンの熱から守る効果があり、トリートメント成分がツヤも出してくれます。
使った後も、熱や外的刺激から守ってくれる効果がある為、使用する前後に使う事ができるので1本あればコスパもとてもいいのでオススメです。
アミノ酸シャンプーで髪内部の水分補給で傷ませない
熱によるダメージは全くない訳ではありません。キレイな髪を維持する為には、毎日のシャンプーやトリートメントのケアも必要です。
特に熱を与える事で、髪のキューティクルが損傷しやすいため水分補給や栄養成分の高いアミノ酸系のシャンプーはとてもオススメです。
ケアをしっかりする事で、キレイな巻き髪やストレートスタイルを長持ちさせる秘訣になります。
コテとアイロンを正しく使って傷まないキレイな髪に!
コテやストレートアイロンは、今では多くの女性男性が使っていますが、正しい使い方をしてない事で、髪が傷み、カラーなどの色持ちの悪さまで色々な影響が出てしまいます。
しかし、正しい使い方や巻き方、注意しなくてはいけない基礎の部分を把握するだけでも髪がキレイにな状態を保てますので、自宅でできるヘアアレンジを楽しんでください。