今回のこの記事では『ヘアマスクガイド』と称して、様々な種類のインバストリートメントについての紹介や、種類別の選び方、使い方について紹していきたいと思います。
- ヘアマスク(インバストリートメント)って必要なの?
- どんなタイプのヘアマスク(インバストリートメント)を使えばいいかわからない
- ヘアマスク(インバストリートメント)の選び方を教えて欲しい
- ヘアマスク(インバストリートメント)の正しい使い方などを教えて欲しい
という内容をメインに紹介していきたいと思います。
さらさら髪の毛を作るためにはシャンプーだけでは足りません。仕上げのヘアマスク(インバストリートメント)がとっても重要!自分にぴったりのヘアマスク(インバストリートメント)が見つかると髪のコンディションは劇的によくなりますからヘアマスク(インバストリートメント)の知識はしっかり押さえておきたいところです。
ヘアマスク(インバストリートメント)は最近は特に種類も豊富で、自分で使うときは何を基準に選んでいいかわからないものですよね?
サロントリートメントと市販トリートメントの違い
サロン専用トリートメント
サロン専売トリートメントは髪に必要な栄養を補ってくれる商品です。
髪の内部に栄養を入れ込むことで髪本来の美しさを取り戻す役割があります。
サロン専売トリートメントでもシリコンが入っているものもありますが、市販トリートメントと違って髪をしっかり補修して髪表面をコーティングしてくれます。
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「シリコンって良くないんじゃないの?」と思う方もいると思いますが、シリコンにも様々な種類があって、髪の毛全体をコーティングするものから網目状で一部をコーティングするもの、一概に全てが悪いわけではありません。
市販トリートメント
市販トリートメントも最近さまざまな種類が出てきていますが、主な役割は髪の表面を保護することです。サロントリートメントと比較するとシリコンが多く含まれていて、髪の表面をコーティングして保護してくれています。
トリートメントを行った後の仕上がりがサラサラしているのは、シリコンが髪の表面を保護しているからです。
市販トリートメントの、髪表面を保護することが主な目的と言えます。
トリートメントの種類
一概にトリートメントといっても、その種類は非常に豊富です。
洗い流すものから洗い流さないものまで、シリコンを含むもの、ノンシリコン。
ここではそれぞれの特徴についてお話しします!
洗い流すトリートメント(インバストリートメント)
洗い流すトリートメントは、主に髪の内部を集中的に修復するもので、
シャンプー後の髪に対して適量を髪に塗布し、時間を置くことによって髪内部に浸透させ、ダメージを補修したり、栄養補給したり、表面をコーティングしたりする目的があります。
洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)
洗い流さないトリートメントは、お風呂からあがった後、タオルドライやドライヤーで髪を乾かす前や髪を乾かした後にトリートメントのことです。その名の通り。翌日のシャンプーまでつけたまま洗い流しません。
特にドライヤーによる熱や紫外線、摩擦など日常生活で受けるダメージから髪の毛保護するのに適しています。
うねりや癖が気になる場合はブロー前に洗い流さないタイプのトリートメントを使うことでスタイリングしやすくなります。
シリコン
シリコンを悪いものと思っている方も多いと思うのですが、
シリコン自体は髪に悪いどころか、ダメージを受けた髪表面を補修したり、髪を保護する際に有効な成分でダメージを受けた髪にとっての有益なことも多いです。
パーマやカラーをしている人はシリコン入りのものの方がおすすめです。
ノンシリコン
敏感肌の方やシリコン入りのものを使用してアレルギー症状が出たことがある方はノンシリコンのものを選びましょう。
シリコンを使用しないトリートメントは仕上がりが軽くふんわり広がりやすいので、髪にボリュームを出したい人にはおすすめです。
ご自身のお悩みや髪の状態に応じて自分にあったトリートメントを選ぶことがかなり大切です。
髪の毛を美しく保つ!!ヘアマスク(インバストリートメント)の選び方~5つのポイント~
ヘアマスク(インバストリートメント)ですが、テクスチャーや価格、使い心地など様々な要素があるので、自分に合ったものをといわれても多すぎてどれを選べばいいのかわからないという方も多くいらっしゃいます。
そこでヘアマスク(インバストリートメント)の選び方ついて少しご紹介していきます。
- 成分と共に浸透力に注目する
- 髪の状態や髪質に合わせて選ぶ
- 使用の頻度やタイミングを考えて選ぶ
- 香りで選ぶ
- コスパで選ぶ
以上の5つが市販トリートメントを選ぶ時のポイントとなります。
トリートメントは種類だけではなく使う目的も様々です。
自身の髪の状態や、髪の悩み、試したいヘアスタイルやカラーなどで、トリートメントを選びましょう。
傷んだ髪には成分だけでなく浸透力の高さに注目
トリートメントを選ぶ際に、成分に注目して
- 「髪にいいものが入っているか」
- 「ダメージケアをしたいから」
という基準で選んでいる方も多いでしょう。
実際にはダメージケアをうたうトリートメントは種類も豊富で、今ではほとんどのトリートメントにアミノ酸などの毛髪補修成分や、セラミドなどの保湿成分が配合されていると言ってもいいほどです。
ですのでここでもう一つ覚えてほしいのは『浸透力』です。
成分と同じくらい重要な点です。
というのも浸透力の高いトリートメントは、週に2~3回の使用でよかったり、特に傷んでいるときに1度使用するだけで効果が出たりします。
髪の状態や髪質にあわせて選ぶ
例えばダメージケアをうたっているトリートメントは仕上がりはしっとりしたものが多くあります。広がりパサつきが気になる人はこのようなトリートメントが向いています。
また、ボリュームアップタイプのトリートメントでは仕上がりはサラサラしているものが多い印象です。
有名なブランドだからと、よく読まずに買ってしまうと、望む効果を得られないので十分注意してください。
使用の頻度やタイミングを考えて選ぶ
トリートメントを使う頻度やタイミングは、ライフスタイルにも関係しますし、コスパにも影響します。
毎日使うタイプのトリートメントは、使い続けることが大事です。
家庭ではデイリーケアだけにして、数か月に一度は美容室でトリートメントをお願いする、という選択も大いにアリです。計画的に購入しましょう。
香りで選ぶ
- バラなどのフローラルな香り
- 石鹸の香り
- ハーブなどのアロマの香り
- グレープフルーツなどの柑橘系の香り
大体今世の中に出ているトリートメントを大きく分けるとこの4つの香りがあります。
傾向として、香りが強めなのは、フローラル系の香りです。その他にも、南国のココナッツ系の香りなどもあります。
日々使うものなので、少しでも長続き出来るように気に入った香りを見つけましょう。
コスパで選ぶ
「ただ価格が安い」だけでは「コスパが良い商品」とは言えません。
- 内容量
- 価格
- 使用頻度の目安
などを参考に、次のことを確認していきましょう。
- 一度の使用にかかる値段がどれだけ安いか
- 一度の購入でどのくらいの期間使えるか
トリートメントの使い方
①トリートメントを使う順番
- シャンプー ⇒ しっかり髪の汚れと頭皮の汚れを洗い落とします。
- トリートメント ⇒ 髪の内部に浸透するまで、5~10分ほど放置させます。
➁トリートメントのつけ方
シャンプーの後はしっかりタオルドライをして水分を取りましょう。
髪に水分が多く残っているとトリートメントの浸透が薄まり、効果が半減してしまいます。
また、トリートメントを根本の方につけてしまうと、ベタベタした仕上がりになってしまうので、自宅で行うサロントリートメントは髪の毛の中間から毛先メインにつくるようにしましょう。
③つけて、放置する
トリートメントをつけた後、5~10分放置時間があるとよりベターです。
髪の深部まで浸透させるには、つけてすぐ流すだけでは不十分なので時間を少し置いてから流しましょう。
このとき、温かい方がより髪に成分が浸透しやすくなるので、シャワーキャップがあると最高です!
もしなければ、レンジで温めた蒸しタオルなどを頭に巻くだけでも効果が促進されます。
④しっかり洗い流す
髪をしっとりさせるためにトリートメントを髪に残すのはNGです。
トリートメントが髪に残ると頭皮トラブルの元となり、髪の毛にもベテつきが出るなど悪影響を与えます。
ヘアマスク(インバストリートメント)の種類別の特徴
- サロン専売用ヘアマスク(インバストリートメント)
- 市販用ヘアマスク(インバストリートメント)
- 白髪用カラートリートメント
- カラーバター・カラートリートメント
- くせ毛におすすめのヘアマスク(インバストリートメント)
- 細毛・軟毛におすすめのヘアマスク(インバストリートメント)
- 直毛・硬毛におすすめのヘアマスク(インバストリートメント)
- ミルボンのヘアマスク(インバストリートメント)
- ダメージ毛におすすめのヘアマスク(インバストリートメント)
- メンズにおすすめのヘアマスク(インバストリートメント)
ここだけでもかなり多くのジャンルがあるのがわかってもらえると思います。ここにあるものが全てではないですが、それでも分けるとかなり多くのジャンルの商品が存在するので少しずつ理解してもらえれがいいかと思います。
サロン専売用ヘアマスク(インバストリートメント)
- 成分にこだわりを持つので、高品質のへマスク。
メリット
- 成分が人の体に合ったものが多い
- 髪の毛皮に悩みを抱えている人
- 髪質や頭皮の状態の改善が期待できる
- 刺激が少ないので、ほとんどの人が利用できる
デメリット
- 値段も高い
- 購入場所が限定されている
市販用ヘアマスク(インバストリートメント)
- 値段が圧倒的に安いのが特徴です。サロン用ヘアマスク(インバストリートメント)とは4〜5倍違い、成分は低品質のものが多いです。
メリット
- お得な値段設定なので、購入しやすい
- どこでも手に入れやすい
- 目的に合わせて、気軽に試せる
デメリット
- 髪や頭皮を傷める可能性がある
- カラーなどのもちは悪い
白髪用カラートリートメント
白髪用カラートリートメントの選び方
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カラーバター・カラートリートメント
- カラートリートメントはトリートメントをしながら髪色を変化させる事や持続させる効果があります。トリートメントの硬さにの違いによっても違いがあり、少し硬いタイプをカラーバターと呼ばれるものもあります。
カラーバター・カラートリートメントの選び方
- コスパを重視で選ぶ
- 目的・色で選ぶ
- トリートメント成分で選ぶ
くせ毛におすすめのヘアマスク(インバストリートメント)
- くせ毛をまとまりのあるスタイルやふわふわなウェーブスタイルにする為にはスタイリングが重要になってきます。しかし、ブローやコテ・アイロンを使うと髪に対して、熱を当てる為少しずつダメージへと繋がってしまいます。そんな熱から傷みにつなげないためにくせ毛にもトリートメントが必須。
くせ毛のヘアマスク(インバストリートメント)の選び方
- くせ毛・猫っ毛の髪質に水分補修をしてくれるものがおすすめ!
- ダメージ補修には「ケラチン」「ヘマチン」「ヒアルロン酸」配合がおすすめ!
細毛・軟毛におすすめのヘアマスク(インバストリートメント)
- 細い髪ほど髪は傷みやすいようになっています。その理由として「細毛はキューティクルの層が薄く、髪の耐久度が低い」ことがあります。
細い毛の方は、すぐに髪の毛のダメージが進行してしまうので、ヘアケアは日常的に取り組むのが必須とも言えます。
ヘアケアをしないことには、「まとまるストレートヘア」に、なることはありません。
細毛・軟毛のヘアマスク(インバストリートメント)の選び方
- 細い毛はトリートメントが浸透しやすいので、保湿力はそこそこのトリートメントを選ぶのが重要
直毛・硬毛におすすめのヘアマスク(インバストリートメント)
- 直毛や、硬毛はキューティクルが他の人と比較していしっかりしているため、他の人から見ると、髪の毛はサラサラヘアに見られることが多いです。
多くの人が勘違いしているのですが、「直毛=キレイな髪」というのは実は”間違い”なのです。
直毛だったらサラサラになるかと言えばそうでもなく、直毛だったら何もしなくてもストレートになるかと言えばそういうわけでもないのです。
直毛・硬毛のヘアマスク(インバストリートメント)の選び方
- 乾いた硬毛は水分を弾きやすいことが多いため、保湿力が高めのも選ぶ
ミルボンのヘアマスク(インバストリートメント)
- ミルボンには多くの種類のブランドラインが存在し、『自分に合ったトリートメント』を選ぶことが出来るのが特徴です。効果も多くの人が実感しています。
自分の髪質を知るといくことはとても重要なことです。ミルボンは種類がとくに多いので、自分の髪質や、悩みに応じたトリートメント選びをしていきましょう。
ミルボンのヘアマスクの選び方
- 自分の髪質に合わせて選ぶ(細い毛、硬い毛、柔らかい毛、くせ毛など)
- 自分の悩みに合わせて選ぶ(まとまらない、ボリュームが出ない、傷みがひどいなど)
ダメージ毛におすすめのヘアマスク(インバストリートメント)
- カラーやパーマなど繰り返しで傷んでしまった髪の毛の事をダメージ毛と言います。
ダメージ毛のヘアマスク(インバストリートメント)の選び方
- 傷んだ髪の毛やダメージを少しでも回復したいなら集中ケアが重要
- ダメージ補修には「ケラチン」「パンテノール」配合がおすすめ!
メンズにおすすめのヘアマスク(インバストリートメント)
- 男性でも気になる、髪の傷み・ぱさつき・うねり・くせ毛などの髪質のお悩みを解決してくれます。
インバストリートメントは多くのタイプが存在しますが、基本的には男女兼用で使える商品がほとんどです。
メンズのヘアマスク(インバストリートメント)の選び方
- 傷んだ髪の毛やダメージを少しでも回復したいなら集中ケアが重要
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『ヘアマスク(インバストリートメント)ガイド』まとめ
この他にも、まだまだたくさんのトリートメントはありますので、実際にあなたに合うものを見つけるのはとても難しいことなのです。
トリートメントのさまざまな違いを理解した上で髪にアプローチするように心がけてください。そしてあなたに合うトリートメント探しのヒントになればと思います。
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