今回のこの記事では『洗い流さないトリートメントガイド』と称して、様々な種類の洗い流さないトリートメントについての紹介や、種類別の選び方、使い方について紹していきたいと思います。
- 洗い流さないトリートメントって必要なの?
- どんなタイプの洗い流さないトリートメントを使えばいいかわからない
- 洗い流さないトリートメントの選び方を教えて欲しい
- 正しい使い方などを教えて欲しい
という内容をメインに紹介していきたいと思います。
洗い流さないトリートメントといえば最近は特にヘアオイルなんかがとても人気ですよね!napuraのポリッシュオイルなんかは代表的な例で、スタイリング剤として利用できる点からもSNSを中心に多くのユーザーがいます。
こんなにあったの?洗い流さないトリートメントの種類
洗い流さないトリートメントは、主に「シャンプー後、タオルドライした髪につける」タイプと、「乾いた髪につける」タイプの2種類にわかれます。さらにその中からトリートメントの形状によりいくつかのタイプに分かれます。
- オイル
- ジェル
- ミルク
- クリーム
- エッセンス
- スプレー
これら全てをひっくるめて『洗い流さないトリートメント』と呼んでいます。それぞれ用途によって、向き不向きがはっきり分かれます。
洗い流さないトリートメントの選び方
洗い流さないトリートメントは、一般的にオイルタイプやミルクタイプやクリームタイプスプレータイプなどの種類によって,テクスチャーごとに分類されています。
ですので選び方としては、あなたの望む仕上がりの状態や、今の髪の悩み、状態に合わせて選んでいくのが重要になります。
例えば、
- 髪のダメージに悩んでいる人や補修効果が欲しい人は、オイルタイプ
- パサパサした髪でまとまらないとお悩みの方は、ミルクタイプ
- ダメージをしっかり修復し、広がりが気になる方は、クリームタイプやミストタイプ
のように使い分けましょう。
さらに、あなたの今の髪のダメージを改善したいのか、ツヤを出したいのか、手触りを良くしたいのかによっても選ぶアイテムが変わってきます。
また、重めの質感がいいのか、軽めの付け心地がいいのかなども選ぶ際の基準になります。
なので、求める目的によって変えていきましょう!
流さないトリートメントの正しい使い方
近年流さないトリートメント(アウトバストリートメント)を使う方が多くいますが、洗い流さないトリートメントの主な目的は下記があります。
- 手触り改善
- 静電気や乾燥の防止
- 広がりを防ぐ
- パサつきを改善
- 毛先の栄養の補給
しかし、正しい使い方をしないと効果は発揮されないので参考にしてください。
髪の水分が多すぎない事
流さないトリートメントの効果を引き出すのにもっとも重要なのが、『髪の水分量』です。
流さないトリートメントを付ける直前の髪が、濡れすぎている状態やパサパサな状態だと効果がでないのでまずはタオルドライを見直しましょう!水分が多すぎる状態だと補修成分や油分が浸透しませんし、髪が乾いている状態だとベタつく事があるからです。
タオルドライのポイントは、軽く抑えながら水分をとり、クシで梳かした時に水分が滴らないぐらいが目安の状態です!
早くドライヤーの時間を短縮したいからと言ってこすったりはしないようにしましょう。
髪の長さに合わせた適量を付ける
洗い流さないトリートメントにも髪の長さによって適量があります。流さないトリートメントの出方にもよりますが目安は下記を参考にしてください。
髪の長さ | 適正量 |
---|---|
ショート | 1プッシュ |
ボブ | 2プッシュ |
ミディアム | 3プッシュ |
ロング | 4プッシュ |
洗い流さないトリートメントのつける量が目安より多すぎると、シャンプーで落とす事が難しかったり、髪がベタついてしまう事もあるので気をつけましょう!万が一「足りないかも?」と思ったら少量ずつ出して付ける事がおすすめですね。
手のひらで体温と馴染ませ伸ばす
流さないトリートメントをムラなくつける為には、一度手のひらの体温で伸ばす事でムラがなくなります。
流さないトリートメントを直接付ける事をする事はないと思いますが、一度馴染ませることで浸透がしやすくなります。
オイルタイプのような透明の流さないトリートメントであれば、手のひらから指先まで全体に馴染ませるぐらいが目安です。クリームやミルクタイプは主に白い色をしていますので、伸ばしたら透明もしくは透き通るぐらいの白っぽい感じになったら付けるタイミングです!
毛先から付ける
一番ダメージがあり乾燥しやすいのが毛先に、優しく手ぐしを通すように付け軽く揉みこみましょう。
毛先に付けただけだと手のひらにまだ流さないトリートメントが残っているならば、顔周りの髪に付ける事もおすすめです!顔周りの髪は、耳にかけたりなど1日で多く触る髪なのでとても乾燥しやすい場所だからです。
根元に流さないトリートメントは付けてはダメ!
後、アホ毛がピンピンたっている時にやりがちですが、洗い流さないトリートメントを根元の頭皮に付けないようにしましょう。
頭皮に付いてしまうと毛穴の詰まりや頭皮トラブルの原因になることがあり、ボリュームダウンにもなってしまいます。手のひらに余ったぐらいを軽く付けるぐらいなら良いですが、多くつけることは控えましょう!
- 髪の水分量が適切
- 髪の長さに合わせた量
- 手のひらで伸ばす
- 毛先に付ける
この4点をしっかりと守るだけで効果は格段とあがります!是非付け方が間違っていたら参考にしてください。
流さないトリートメントの正しいタイミング
ドライヤーで乾かす前に付ける
上記の使い方でも説明しましたが、タオルドライをした後に流さないトリートメントを付けて乾かす事がおすすめのタイミングです。
流さないトリートメントを髪が濡れている時に使う事が最も基本的な使い方です。流さないトリートメントがミルクタイプやオイルタイプなどすべての種類に対して共通です。
理由としては、髪が濡れている時の方が伸びがよく馴染みやすいからです。水分とのなじみがとてもよいので、乾かした後ベタついた印象がなく逆に乾いている髪の毛に使うと伸びずに全体に付きません。
さらに流さないトリートントの伸びがよくなればコスパもよくなります。
出かける前に乾いた状態で少量付ける
乾いた状態に付ける事でのメリットは、コテやアイロン前の毛先の保護や紫外線や乾燥による外的刺激を守る効果があります。
夜付けて寝ている状態でも髪は乾燥してしまうため、出かける前に付ける事で髪を守ってくれる効果が期待できます。しかし、濡れている状態に比べ、ベタつきやすいというデメリットもありますが付けすぎない程度であれば問題はありません
朝のスタイリング時にワックス感覚で仕上げにつけると髪がまとまる
そんなときは、ミルクタイプを毛先中心につけて軽くドライヤーをかけましょう。
水分と油分を適度に補給するのでしっとりまとまり、スタイリングがしやすくなります。
ミルクをつける際に、使用量を控えめにしましょう。つけすぎるとベタっとしないように注意しましょう。
洗い流さないトリートメントの種類別の特徴
- サロン専売用洗い流さないトリートメント
- 市販用洗い流さないトリートメント
- パーマにおすすめの洗い流さないトリートメント
- 猫毛におすすめの洗い流さないトリートメント
- くせ毛におすすめの洗い流さないトリートメント
- 直毛におすすめ洗い流さないトリートメント
- 硬毛におすすめ洗い流さないトリートメント
- ダメージ毛におすすめ洗い流さないトリートメント
- メンズにおすすめ洗い流さないトリートメント
ここだけでもかなり多くのジャンルがあるのがわかってもらえると思います。ここにあるものが全てではないですが、それでも分けるとかなり多くのジャンルの商品が存在するので少しずつ理解してもらえれがいいかと思います。
サロン専売用洗い流さないトリートメント
- 成分にこだわりを持つので、高品質のアウトバストリートメント。
メリット
- 成分が人の体に合ったものが多い
- 髪の毛や頭皮に悩みを抱えている人
- 髪質や頭皮の状態の改善が期待できる
- 刺激が少ないので、ほとんどの人が利用できる
デメリット
- 値段も高い
- 購入場所が限定されている
市販用洗い流さないトリートメント
- 値段が圧倒的に安いのが特徴です。サロン用洗い流さないトリートメントとは4〜5倍違い、成分は低品質のものが多いです。
メリット
- お得な値段設定なので、購入しやすい
- どこでも手に入れやすい
- 目的に合わせて、気軽に試せる
デメリット
- 髪や頭皮を傷める可能性がある
- カラーなどのもちは悪い
パーマにおすすめの洗い流さないトリートメント
- パーマヘアは、ダメージを受けているのでパサパサして広がりやすいのですが、もっとも必要なのは予防。なので、日ごろからできる洗い流さないトリートメントや洗い流すトリートメントが必要です。
パーマヘアの洗い流さないトリートメントの選び方
- 補修効果があるもの
- オイル&ミルクタイプなどの星保湿成分が多いものがオススメ
猫毛におすすめの洗い流さないトリートメント
- 猫っ毛とは、「細毛」のこと言い、さらに髪が細いことでハリコシが太い髪に比べて動きやうねりが出やすい髪質のことです。
水分が不足しているので、少しの湿気などで髪に水分を吸収しやすい事から猫っ毛には流さないトリートメントで保護してあげる事が大切になってきます。
猫っ毛の洗い流さないトリートメントの選び方
- 保湿効果が重要
- 『オイルタイプ』と『ミルクタイプ』の2種類がおすすめ
くせ毛におすすめの洗い流さないトリートメント
- くせ毛をまとまりのあるスタイルやふわふわなウェーブスタイルにする為にはスタイリングが重要になってきます。しかし、ブローやコテ・アイロンを使うと髪に対して、熱を当てる為少しずつダメージへと繋がってしまいます。そんな熱から傷みにつなげないためにくせ毛にも流さないトリートメントが必須。
くせ毛の洗い流さないトリートメントの選び方
- 熱からのダメージを抑える事が出来るもの
- 保湿力の強いしっとり系の流さないトリートメントがおすすめ。
直毛におすすめ洗い流さないトリートメント
- 直毛は、キューティクルがもともと少ない状態です。そのため髪にある水分が流出しやすくなり、パサツキや髪のダメージの要因にもなります。
くの人が勘違いしているのですが、「直毛=キレイな髪」というのは実は”間違い”なのです。
直毛だったらサラサラになるかと言えばそうでもなく、直毛だったら何もしなくてもストレートになるかと言えばそういうわけでもないのです。
直毛の洗い流さないトリートメントの選び方
- 乾燥を抑えるオイルタイプ
硬毛におすすめ洗い流さないトリートメント
- 硬毛(こうもう)とは、正式には”硬い髪”のことです。髪が太くてハリ・コシがありすぎて硬い髪のことです。
硬毛はくせ毛にも似た、ゴワつきや、まとまりの悪さから、くせ毛と勘違いされることもありますが、くせ毛と硬毛では原因も対策も違うので注意が必要です。
くせ毛は髪全体に動きがありますが、硬毛の場合では根本には動きはなくて中間から毛先にでることが多いです。
硬毛の洗い流さないトリートメントの選び方
- 基本はオイルタイプ
ダメージ毛におすすめ洗い流さないトリートメント
- カラーやパーマなど繰り返しで傷んでしまった髪の毛の事をダメージ毛と言います。
ダメージ毛の洗い流さないトリートメントの選び方
- ミルクタイプがおすすめ
メンズにおすすめ洗い流さないトリートメント
- 男性でも気になる、髪の傷み・ぱさつき・うねり・くせ毛などの髪質のお悩みを解決してくれます。
洗い流さないトリートメントは多くのタイプが存在しますが、基本的には男女兼用で使える商品がほとんどです。
メンズの洗い流さないトリートメントの選び方
- 基本は軽めのオイルタイプで十分
- スタイリング剤の代わりに使用できる
『洗い流さないトリートメントガイド』まとめ
この他にも、まだまだたくさんのトリートメントはありますので、実際にあなたに合うものを見つけるのはとても難しいことなのです。
トリートメントのさまざまな違いを理解した上で髪にアプローチするように心がけてください。そしてあなたに合うトリートメント探しのヒントになればと思います。
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