この記事では『縮毛矯正で失敗した時に髪が傷んだり、ビビり毛になった時のケア方法』を紹介していきたいと思います。
- 縮毛矯正で失敗しらどうしたらいいの?
- 傷んでしまった髪をキレイに治したい
- 髪がチリチリした後の対策を知りたい
髪の毛のくせや、広がり、うねりでまとまらないなど髪の毛の悩みがある方は縮毛矯正をしている方が多いと思います。最近では、縮毛矯正もコスパのいい美容院が増えていますが、髪はとても傷みます。
でも髪は傷んでも、クセやうねりの悩みを解決する為には欠かせないので、やり続けるしかありませんが縮毛矯正で失敗した経験はありませんか?
そこで今回は、お客様の立場になって縮毛矯正で失敗して髪が傷んでしまったときの対処法を現役美容師が知識をまとめてみました。
出来るだけ多くの方に「縮毛矯正の知識」を身に付けてもらおうと『縮毛矯正ガイド』も用意したので是非参考にしてみてください!
この記事の目次
縮毛矯正で傷んだ・失敗したらどんな髪になるのか?
縮毛矯正は、ひと昔に比べて美容院のメニューとして定番化され、最近では、コスパのいい美容院では6000円前後で縮毛矯正ができるようになりました。
しかし、薬剤の進化や技術が上がっても、縮毛矯正で髪が傷んだや失敗したという話は絶えません。
では、美容院で縮毛矯正をしたことで起こる傷んだ、失敗した髪の状況を解説します。
縮毛矯正をかけてすぐにうねりが出ている
美容院で縮毛矯正やストレートパーマをかけたはずなのに、施術後〜2.3日でクセやうねりが残ってしまったり、真っ直ぐになっていないことがあります。
このような失敗は、美容師がお客様に塗った縮毛矯正の薬剤が上手く反応しなかった事や塗り漏れから起こる失敗があります。
個人個人に合った薬剤の設定が弱すぎ事や薬剤を流すタイミングが早すぎたなど、美容師のミスです。
お客様はプロの美容師にお願いしているため、安心して施術を任せています。
でも、縮毛矯正は難しい技術の1つなのて、経験があるや技術力の高い・髪質を把握してくれる美容師を探すことが最良の予防方法です。
しかし、うねりやクセが残ったり、すぐ取れるケースは、美容師の責任だけではない場合もあります。それは、お客様の髪が傷んでいて縮毛矯正の薬剤を弱くしないと切れ毛やダメージになる場合です。
うねりがあるならもう一度やり直しをお願いしよう
基本どの美容院でも、来店日から7日間は技術保証があるはずです。気になったら、すぐに美容院もしくは担当の美容師宛に連絡して、お直しの依頼をしましょう。
どの箇所がうねっているのかを判断としてもらうために、再度同じ美容師と髪の状態をカウンセリングしてもらい、施術のお直しをオススメします。
毛先や前髪がチリチリした【ビビリ毛】になった
縮毛矯正やストレートパーマ後に髪の一部、もしくは毛先全体がチリチリになってしまうことがあります。
これは、美容師のなかでは『ビビリ毛』と言います。
ビビり毛になってしまう原因
ビビり毛は、髪の表面と内部が薬剤やアイロンの熱に耐えられないことで置き、髪を改善するのにとても時間がかかります。
しかし、美容師のカウンセリング能力も必要ですが、お客様の髪の状況を改善もしくはいい状態でないと縮毛矯正はキレイにかかりません。
また、同じ美容師や美容院に行ってない場合は、いつ・何をしたか履歴やセルフカラーなどまでで美容師にしっかりと伝えることも重要です。
ブリーチした髪はチリチリしたビビリ毛になりやすい
ビビり毛になりやすい特徴として、過去にブリーチをした髪に縮毛矯正をすることがあります。
美容院にあるメニューの中でもブリーチは特に傷みますし、基本美容院ではブリーチと縮毛矯正を重ねて施術を断る組み合わせです。
最近では、傷みが少ないケアブリーチでも同様のことが言えますので控えるようにしましょう。
リスクが高すぎる、縮毛矯正とブリーチの組み合わせは大切な髪をチリチリのビビリ毛になってしまいますよ!
セルフカラーをしている髪も傷みやすいので注意
セルフカラーと縮毛矯正も相性はとても悪いです。ビビり毛になる、もしくは寸前まで傷むケースはあります。
ドラッグストアにある市販カラー剤は、誰でも染められる事から強めの設定した薬剤です。
ビビり毛になる恐れがあるので、市販カラー+縮毛矯正も控えるようにしましょう。
縮毛矯正の失敗や傷んだ例は、他にもありますが、代表的な2つを挙げました。どれも美容師のミスが原因の1つですが、縮毛矯正をキレイにかける為には、毎日の『ホームケア』も必要不可欠です。
縮毛矯正でビビリ毛や傷んだ時のケアと対処方法
美容師側のミスや傷んでいた髪に縮毛矯正をかけてビビり毛になり傷んでしまった髪でもケアは必要です。しかし、ビビり毛のケアは美容師でもケアが難しいと言われいる為、間違った方法をしてしまうと一向に治りません。
万が一、ビビり毛になった方や縮毛矯正で傷みが強い方は対処方法を参考にしてください。
傷んだ髪やビビリ毛を美容院でカットする
ビビリ毛になってしまった髪のケア方法は様々にありますが、髪のさらなるダメージのリスクや時間、コスパなどを考えた上で一番の解決方法は、ビビり毛を切る事です。
この場合、傷んだ部分が毛先に中心的な時にしか対応はできず、前髪やこめかみの髪などが根元からビビり毛になっていたら切ることはできません。
でもなぜ、カットが一番の解決方法なのかと言えば、髪は皮膚と違い死滅細胞でできているため、再生をしない細胞だからです。一度、ダメージが強くでると改善はできても完璧に元に戻ることはないからです。
ビビり毛は傷んでいる髪と違い、どんなに成分が良いシャンプーやトリートメントを使っても、元の状態には戻ることはありませんので、長さを切りたくないお客様が望む解決策とは違ってきますが、カットが一番の対処方法になります。
しかし、どうしても切りたくない方や前髪など切れない部分の解決策はないわけではありません。
ビビり毛対策にはシャンプーとトリートメントが重要
チリチリした髪でも切りたくない!という方もいらっしゃると思います。髪を修復することはできなくても、目立たなく誤魔化す方法はいくつかあります。
目立たなくする事で、徐々に毛先をカットし、ビビり毛をなくしていく対策になりますのでこちらも参考にしてください。
トリートメントでケアしていく方法
一度、ビビリ毛になってしまうと、乾いた状態はチリチリしていますが、髪が濡れている時は髪の伸縮したり、手触りがとても悪くなります。
そのような状態では、髪も乾きにくく、好みのスタイルになりません。
そのため、少しでも扱いが楽になるようにと見た目をよくする為に、美容院のトリートメントでコーティングする事で手触りも良くなり、スタイルも作りやすくなります。施術してもらった美容院に対応してもらうか、もしくは新しい美容院に伝え、ケアをしてもらう事がオススメです。
しかし、ビビり毛が治るわけでなく、手触りや扱いやすくなる効果はありますが、美容院のトリートメントはコスパが悪いのが難点です。
サロンシャンプーで髪質を改善する方法
サロンシャンプーとは、ドラックストアなどで販売しているシャンプーではありません。
市販のシャンプーに比べて、コストは上がりますが、髪に対しての洗浄成分や補修成分は比較にならないほど高水準のヘアケアアイテムです。美容師にやってももらうトリートメントの持ちを良くする他に、毎日のケアはビビリ毛になった髪にはとても必要です。
ビビリ毛の髪は、髪の内部に必要な水分をキューティクルなどが抑える事が出来ず、チリチリ・パサパサした髪になってしまうので水分不足を補う髪に優しいシャンプーとトリートメントがオススメです。
低温のストレートでツヤを出し目立たなくする方法
チリチリした髪を低温のストレートアイロンでツヤを出す方法は、キレイな髪に見せる事ができます。
なぜ、低温なのかというと適温だとビビり髪を今以上に傷める恐れがあるからです。
ストレートアイロンで傷んだキューティクルを強制的に均一化させ、光の反射がキレイに見える事で目立たせなくさせます。
この際、注意点としては2つあり、優しくアイロンをかける事と流さないトリートメントで熱の保護をする事です。流さないトリートメントは、健康な髪でも必要不可欠なヘアケアアイテムなので、低温のストレートアイロンでも乾かす前とアイロンをかけた後にケアをしてあげましょう。
縮毛矯正をする方は毎日のダメージケアで傷まなくする事が大事
今回は、縮毛矯正によって傷んでビビリ毛になった時の対処や解決策、美容師が解説させていただきました。本来であれば、美容院にご来店した際に事前カウンセリングやアフターフォローまでできれば理想なのですが難しいのが現状です。
縮毛矯正をした髪はとてもデリケートで傷みやすいので毎日のケアを怠らずしていきましょう。