この記事では『カラーシャンプーの正しい使い方と放置時間』について紹介していきたいと思います。
- カラーシャンプーの正しい仕方を知りたい
- カラーシャンプーでムラにならない方法は?
- 放置時間は何分置くのが正解なの?
外国人風カラーやインナーカラーなど近年ブリーチをしたハイトーンのカラースタイルが流行していますが、美容院でキレイに染めたカラーをできれば長持ちさせたいですよね!
ブリーチをした髪はすぐに色が抜けてしまいますが、できるだけ美容院に行く頻度を少なくしたいと思うかともいると思います。そんな時には自宅で色味を補う事の出来る『カラーシャンプー』がオススメです。
でもカラーシャンプーは普通のシャンプーと同じ方法でしてしまうと逆に色ムラや希望の色とかけ離れてしまう事もあります。
今回は、美容師が自宅で実践するカラーシャンプーの正しい方法や放置時間の目安などを解説していきます。
この記事の目次
正しいカラーシャンプーの方法
カラーシャンプーは、普通のシャンプーの行程に比べていくつかの手間を加えるだけで効果が変わってきます。
正しいシャンプー方法は下記の参考記事にもありますので、今までやっていたシャンプー方法を見直す事が出来ますよ!
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今まで違ったカラーシャンプーの方法で効果が出なかった方や初めてカラーシャンプーを使う方は是非参考にして行ってください。
予洗いをしっかりする
まずはお湯だけで洗います。
予洗いをしっかりする事で『シャンプーの泡立ち』や『摩擦によるダメージ』『汚れや皮脂の除去』ができるため以外に重要な作業になります。
このとき、さっと濡らす程度で済ませるのではなく、1〜2分かけてシャワーでしっかり流す事をしましょう。
お湯の温度は、あまり熱いお湯は避け38〜40度くらいが適温と言われています。高温の状態だと頭皮の必要な油分まで流してしまったり、色の褪色にも繋がります。
- 1〜2分かけてシャワーでしっかり流す
- お湯の温度は38〜40℃
カラーシャンプーを手で軽く泡立てる
軽く水気を取ってからカラーシャンプーを手に取ります。シャンプーを頭に直接かけたりは間違った行為です。直接頭皮につけ泡立てると摩擦で髪が傷んでしまいます。
まずは手のひらでシャンプーの適量軽く泡立てるように伸ばしましょう。このとき泡立てネットのを使う事で豊潤なシャンプーが出来ますので使う事をオススメします。
万が一、ワックスやスタイリング剤が流しきれていない場合は、軽く毛先だけコンディショナーやトリートメントを付けて乳化し、すぐに流すとスッキリ取れます。
- 適量のシャンプーを出す
- 頭につけるのではなく、手のひらでまず泡立て
- スタイリング剤が残っていればコンディショナーなどで乳化
頭頂部の根元からシャンプーを始める
手の平にシャンプーの泡をまずは頭頂部・つむじ付近から洗いましょう。
理由としては、こめかみやフェスライン・毛先はカラーシャンプーの色素が入りやすく色むらの原因になるので色が入りにくい頭頂部付近が失敗するリスクを最小限にする事が出来ます。
そのとき、指の腹で頭皮全体をマッサージしながら泡立てます。決して爪を立てたり、強い力でゴシゴシするのは頭皮に良くありませんので控えるようにしましょう。
。
- 最初は頭頂部・つむじ付近から洗う
- 爪を立てたり、強い力は入らない
荒めのくしで梳かし、泡立っている状態で放置
ある程度、シャンプーで頭皮を洗ったら次はくしで全体を馴染ませましょう。
全体を洗っていても以外にムラは出来てしまうものです。そんな時は細かいくしでなく、荒めのくしを使うことで筆禍裏の防止や塗布ムラをなくす事が可能です。
そのまま泡立っている状態で、カラーの浸透を待ちましょう。
- くしを使い塗布ムラをなくす
- 泡立っている状態で放置
しっかりシャンプーを流す
洗い終わったら、しっかり適温のお湯を通して洗い流します。
「しっかりすすぐ」とは美容師のなかでは最低でも2〜3分はかけますが、最初は長く感じるでしょう。時間を正確に計るのは面倒なので、シャンプーのぬめりがしっかり取れたと感じてさらにな明日ぐらいがちょうどいい目安になります。
万が一、カラーシャンプー剤が頭皮に残ると、酸化しにおいの原因になったり、枕に色落ちする可能性もありますので注意しましょう!
- しっかり2〜3分すすぐ事
- 流したらコンディショナーやトリートメントで毛先を保護
以上の行程がカラーシャンプーの正しいやり方になります。是非カラーを長持ちさせる為に実践してみてください。
美容師が解説!カラーシャンプーは何分放置は?
美容師推奨放置時間は「5分」
カラーシャンプーの説明書きに記載があれば、表記通りの時間がいいですが、たいたい『5分』の目安を基準にすることをオススメします。
カラーシャンプーの染料は、カラー剤やカラーバターと違い薄い染料なので、積み重ねで色を補う効果があります。急なカラーチェンジや濃く色味を入れたい場合は美容院もしくは自宅でのカラーバターになります。
放置しすぎは頭皮環境に悪影響
カラーシャンプーの放置時間を長くしすぎると、頭皮に負荷がかかりすぎるためオススメしません。
カラーシャンプーの洗浄成分にもよりますが、長い時間頭皮にある状態だと必要な皮脂まで洗浄してしまう事から皮脂の過剰分泌やかゆみ・炎症の恐れがありますので10分以上は置かない事が良いでしょう!
正しいカラーシャンプーの方法で好みのカラーライフを楽しもう
カラーシャンプーの正しい方法や放置時間に付いて解説していきましたがいかがだったでしょうか?
間違った使い方をする事で『色ムラ』や『頭皮や毛先のダメージ』に繋がってしまいます。ただカラーシャンプーは美容院でのカラーの褪色しにくい効果がありますが、ダメージケアには特化していない商品が多くあります。
キレイな髪と色味を手に入れる為には、日頃のシャンプーやトリートメント・ドライヤーの使い方などもとても大事になってきますのでケアを怠らないようにしましょう。