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ボタニカル

この記事では『ボタニカルケア』について紹介していきたいと思います。

  • ボタニカルってなに?
  • オーガニックと何が違うの?
  • ボタニカルケアって流行っているみたいだけど効果はあるの??

という内容をメインに紹介していきたいと思います。

巷では『ボタニカル女子』という言葉が流行しているのはご存知でしょうか??オーガニック志向の女性を中心にライフスタイルそのものに植物の力を取り入れるビューティアイテムが話題で、『ボタニカル女子』とう言葉が流行しているようです。

そこで気になるのは『ボタニカルとオーガニックの違い』。この違いってなかなかはっきり分からないものですよね?そもそも『ボタニカルってなに?』って言う方もいらっしゃると思います。

そこで今回のこの記事ではボタニカルの基礎知識や、オーガニックとの違い、ボタニカルケアについてわかりやすくまとめていきたいと思います。

 

パサ子
流行っているのは知っているけど………ボタニカルの意味って正直わかりません

美容師
実際にそういう方って非常に多いですよ!今回は、美容師でもある僕が”ボタニカル”についてまとめていきますね!

 

ボタニカルは、英語で”植物の、植物由来の”という意味です。

今、話題を呼んでいる“ボタニカルケア”。ボタニカルとは、植物のことを言います。今年のトレンドとしてファッションや雑貨、ドリンク・フードにまで幅広く浸透し、植物をライフスタイルに取り入れる女子が急増したことから「ボタニカル女子」という言葉まで生まれたほど。そんな話題沸騰中のボタニカルをたっぷり取り入れたスキンケアがあれば、植物由来の力で女子のデリケートな肌もやさしく守り美しさを保ってくれそうですよね。

出典:弾むようなツヤ美肌へ導く話題の“ボタニカルケア”とは - エキサイトニュース(1/2)

 

パサ子
植物って意味だったんですね!

ボタニカルの成分を配合したシャンプーをボタニカルシャンプーと言います。

ボタニカルシャンプーと言っても、厳密な基準はなくて、植物以外の成分が混ざっていてもボタニカルシャンプーと呼んでも大丈夫なのです。

オーガニックとボタニカルの違いって何??

美容師
雰囲気的にオーガニックとボタニカルってって同じようなものだと思っている方は多いと思います。実際にどこが違うのかということを話していきたいと思います。そのためにまずはオーガニックについて解説していきたいと思います。

オーガニックとは

オーガニックとは、化学肥料や化学合成農法などを使用せず栽培された植物のことです。

その中でも、オーガニック認定を受けた植物成分を配合しているのをオーガニックシャンプーと言います。

ということでオーガニックとボタニカルの違いは、安心・安全が保障されているかどうかです。
製品や原材料に、化学肥料、化学農薬を使用しているかどうかなど、あらゆる基準をクリアしたものだけがオーガニックとして認められます。 反対にボタニカルには基準そのものがありません。極端なことをいうと、1%の植物由来の成分が入っているだけでもボタニカルと言えてしまうのです。

パサ子
ボタニカルという言葉に惑わされないようにしないといけないということなんですね。でも逆にボタニカルに良いところってあるの??

美容師
植物由来の成分が入っていることは確かに大きなメリットです。高価な成分が入っているのでその分体に害がないようなものが多いの事実です。次の章でメリットとデメリットをまとめていきますね。

ボタニカルシャンプーのメリットとデメリットと効果

美容師
以下がボタニカルのメリットとデメリットです。
メリット
  • 低刺激な洗浄成分を配合しているものが多いので、髪と頭皮に優しい
  • 適度な洗浄力なので、頭皮の乾燥防止
  • 環境に優しい

 

デメリット
  • 洗浄力が弱いシャンプーが多い
  • 値段が高い
  • ”ボタニカル”という言葉に惑わされないように成分をしっかりみないといけない
  • 確実な安全性を求めるならオーガニック製品の方が高価だが確実

 

ボタニカルシャンプーは、配合されている成分によって良いものから悪いものまで様々です。

ボタニカルは安心や安全を保障したものではありません。あくまでも”植物由来の成分を使用したもの”であり現在のところその基準も曖昧なままです。 植物由来だから安心というわけではないので、購入する際は成分をきちんと確認しましょう!

ボタニカルシャンプーの選び方

美容師
では、どのようにボタニカルのシャンプーを選んでいけばいいのでしょうか?

ボタニカルシャンプーの選び方のポイントは以下の3つです。

  • 洗浄成分の確認
  • 配合成分の確認
  • 安すぎる”ボタニカル”には要注意

 

 

洗浄成分を確認しよう

 

ボタニカルシャンプーは、基本的に天然の植物成分を配合している優しい洗浄力が多いですが、ボタニカルシャンプーだから安全と決めつけず、容器の裏に記載している成分を購入前にしっかり確認しましょう。

 

成分が配合されている量が多い順に記載されているので、前半に刺激の強い洗浄成分が多く含まれているものはできるだけ選ばないようにするのがポイントです。

俗に言うアミノ酸シャンプーを選ぶようにしましょう。

 

 

パサ子
なるほど!

ボタニカルは、無添加とは全くの別物ですので、シャンプーに添加物が含まれているものもあります。

添加物というと良いイメージはないですが、品質を維持するため安定させるための物質が多いです。

ですが、アレルギーの原因になったり、頭皮に刺激を与えてしまう可能性もありますので敏感肌やアレルギー体質の方は注意しましょう。

配合されている成分をチェックしよう!

 

美容師
ボタニカルシャンプーを購入する際に配合成分をチェックし、あなたの髪や頭皮の悩みにあったものを使いましょう

 

乾燥に悩んでいる方

頭皮が乾燥してかゆい、フケが気になる方は、頭皮の乾燥を防いでくれる

  • 天然植物オイル
  • ヒアルロン酸
  • 海草エキス

 

などの保湿成分を配合しているものがオススメです。

ほかにも頭皮があれていたり炎症がある方は、

  • アロエベラエキス
  • カミツレ花エキス

 

などの抗炎症作用のある成分がおすすめです。

 

抜け毛が気になる方

血行が良くなる作用が期待できる

  • センブリエキス
  • オウゴンエキス
  • オタネニンジン根エキス
  • シラカバ樹皮エキス

 

などの成分を配合しているものがおすすめです。

髪のハリコシ、ボリュームが気になる方

 

  • マツエキス
  • アルニカエキス
  • フコイダン
  • サクラ葉エキス
  • ハイブリッドローズ花エキス

などが、おすすめ成分になっています。

 

髪のダメージが気になる方

  • ハチミツ
  • ハイビスカス
  • アルガンオイル
  • トウキンセンカ花エキス
  • アボカドエキス

 

などの天然成分が髪を補修し、ダメージケアしてくれます。

安すぎる”ボタニカル”には要注意

 

これまで述べてきた通り”ボタニカル”の基準は曖昧なため、少量でも植物由来の成分が配合されていれば”ボタニカル製品”と名乗ることが出来ます。

もしボタニカルと謳っているのにあまりに安い商品を見かけたら注意が必要かもしれません。植物由来の良質な成分は例外なく高価な成分が多いです。植物由来の成分がふんだんに配合されているようなら必然的に価格はある程度は高くなってしまうのは仕方のないことです。

逆にボタニカルを前面に名乗ってあまりに安い商品だと、植物由来の成分は少量で、刺激の強すぎる安価な成分が多く使われているこよは十分にあり得ます。

 

テレビのCMなどで大々的に広告がうたれているものは、予算の多くは”シャンプーの製造費”より”広告費”にかかっているのも有名な話です。

”価格が安いボタニカルシャンプー”は特に注意して成分確認するようにしましょう。

 

パサ子
安いのには安いなりの理由、高いものには高いなりの理由があるということですね!

ボタニカルシャンプーはこんな人にオススメ!

美容師
頭皮や髪に優しいボタニカルシャンプーがオススメの方を簡単にまとめていきます。

 

ボタニカルシャンプーがオススメの人
  • カラーやパーマをしてダメージがある方
  • 髪にハリコシがない方
  • ノンシリコンンシャンプーを使いたい方
  • ツヤ・パサつきが欲しい方
  • 切れ毛や枝毛が増えてきた方

ボタニカルシャンプーは、マイルドな洗浄力から髪・頭皮を傷つけないのはもちろんの事、弱酸性を保ちながら健康な髪を生み出す為の土台も作り上げてくれますので頭皮のトラブルや髪のダメージが気になる方にオススメのシャンプーです。

 

髪に優しいボタニカル成分でダメージの補修・予防にも繋がり、頭皮に関しては敏感肌の方でも安心して利用できるのでフケや薄毛や抜け毛などでお悩みの方にも効果があります。

また、カラーやパーマなどの薬剤はアルカリ性の為、とても傷みやすい環境になっているので弱酸性の状態を保つ事はとても大事な事なんです。

ボタニカルケアって傷んだ髪を修復出来るの?おすすめはアミノ酸系シャンプー

まとめ

ここまでのボタニカルシャンプーについてをまとめると

  • ボタニカルとは”植物由来”のこと
  • ボタニカルとオーガニックとの違いは”安全性”の面でオーガニックの方が良い
  • ボタニカルという言葉に惑わされないように”成分”でシャンプーは選ぶ方が良い
  • ボタニカルの中でもアミノ酸シャンプーがおススメ

 

です。ボタニカルについて知っているようで知らないことも多かったと思います。

髪に良い悪いというのはシャンプーの主成分が良いかどうかであって、ボタニカルというジャンルで決まるわけではありません。

もし植物由来の有効成分が配合されていたとしても、シャンプーの洗浄成分である界面活性剤が洗浄力が強すぎるものが多く

必要以上に皮膚の皮脂を落としてしまい、髪がよりパサパサになったりします。

 

なので、「ボタニカル」とか「植物由来成分」という言葉に惑わされずにまず成分をしっかりと見極めるのが大事なんです!!!

上手にボタニカルを取り入れて、ストレス発散に役立てていきましょう。

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