人気記事
洗い流さないトリートメント 使い方

この記事では『流さないトリートメントの正しい使い方とタイミング』を美容師が紹介していきたいと思います。

 

  • 流さないトリートメントの正しい使い方
  • 流さないトリートメントでやっては行けない事
  • タイミングはいつ使うのが正解なのか?

 

という内容をメインに紹介していきたいと思います。

美容師
髪が上手くまとまらない事で悩んでいる方はとても多くいます!流さないトリートメントを使いキレイで扱いやすい髪になりましょう。
流さないトリートメントを間違った方法で使っていませんか?
毛先の保護やまとまりを良くする為に使う流さないトリートメントですが、以外にも美容院にご来店するお客様から使い方が合っているか分からないという質問を頂きます。どんなに髪質に合っている流さないトリートメントを使っていても間違った事をしていたら効果は発揮されません。

つまり流さないトリートメントの使い方やタイミングを理解していれば、悩みを解消できます。

パサ子
流さないトリートメントってただ付ければいいんじゃないんですか?

美容師
付ける事でケアは出来ますが、効果にかなりの差が出ます!美容院でも付ける事が多いですがなかなか伝わりきれない部分なのでしっかり理解しましょう!

洗い流さないトリートメントの正しい使い方

近年流さないトリートメント(アウトバストリートメント)を使う方が多くいますが、洗い流さないトリートメントの主な目的は下記があります。

 

  • 手触り改善
  • 静電気や乾燥の防止
  • 広がりを防ぐ
  • パサつきを改善
  • 毛先の栄養の補給

 

しかし、正しい使い方をしないと効果は発揮されないので参考にしてください。

美容師
流さないトリートメントを使っている方はとても多いですが、以外にも付け方を間違っている方が多くいます。正しい使い方をマスターして効果を上げていきましょう!

髪の水分が多すぎない事

流さないトリートメントの効果を引き出すのにもっとも重要なのが、『髪の水分量』です。

 

流さないトリートメントを付ける直前の髪が、濡れすぎている状態やパサパサな状態だと効果がでないのでまずはタオルドライを見直しましょう!水分が多すぎる状態だと補修成分や油分が浸透しませんし、髪が乾いている状態だとベタつく事があるからです。

 

タオルドライのポイントは、軽く抑えながら水分をとり、クシで梳かした時に水分が滴らないぐらいが目安の状態です!

 

早くドライヤーの時間を短縮したいからと言ってこすったりはしないようにしましょう。

髪の長さに合わせた適量を付ける

洗い流さないトリートメントにも髪の長さによって適量があります。流さないトリートメントの出方にもよりますが目安は下記を参考にしてください。

髪の長さ 適正量
ショート 1プッシュ
ボブ 2プッシュ
ミディアム 3プッシュ
ロング 4プッシュ

 

洗い流さないトリートメントのつける量が目安より多すぎると、シャンプーで落とす事が難しかったり、髪がベタついてしまう事もあるので気をつけましょう!万が一「足りないかも?」と思ったら少量ずつ出して付ける事がおすすめですね。

手のひらで体温と馴染ませ伸ばす

流さないトリートメントをムラなくつける為には、一度手のひらの体温で伸ばす事でムラがなくなります

 

流さないトリートメントを直接付ける事をする事はないと思いますが、一度馴染ませることで浸透がしやすくなります。

 

オイルタイプのような透明の流さないトリートメントであれば、手のひらから指先まで全体に馴染ませるぐらいが目安です。クリームやミルクタイプは主に白い色をしていますので、伸ばしたら透明もしくは透き通るぐらいの白っぽい感じになったら付けるタイミングです!

 

毛先から付ける

一番ダメージがあり乾燥しやすいのが毛先に、優しく手ぐしを通すように付け軽く揉みこみましょう。

 

毛先に付けただけだと手のひらにまだ流さないトリートメントが残っているならば、顔周りの髪に付ける事もおすすめです!顔周りの髪は、耳にかけたりなど1日で多く触る髪なのでとても乾燥しやすい場所だからです。

 

根元に流さないトリートメントは付けてはダメ!

後、アホ毛がピンピンたっている時にやりがちですが、洗い流さないトリートメントを根元の頭皮に付けないようにしましょう。

 

頭皮に付いてしまうと毛穴の詰まりや頭皮トラブルの原因になることがあり、ボリュームダウンにもなってしまいます。手のひらに余ったぐらいを軽く付けるぐらいなら良いですが、多くつけることは控えましょう!

 

洗い流さないトリートメントの使い方
  • 髪の水分量が適切
  • 髪の長さに合わせた量
  • 手のひらで伸ばす
  • 毛先に付ける

 

この4点をしっかりと守るだけで効果は格段とあがります!是非付け方が間違っていたら参考にしてください。

洗い流さないトリートメントの正しいタイミング

美容師
流さないトリートメントの使い方と一緒にタイミングもとても大事な事です!こちらも参考にしてください

ドライヤーで乾かす前に付ける

上記の使い方でも説明しましたが、タオルドライをした後に流さないトリートメントを付けて乾かす事がおすすめのタイミングです。

 

流さないトリートメントを髪が濡れている時に使う事が最も基本的な使い方です。流さないトリートメントがミルクタイプやオイルタイプなどすべての種類に対して共通です。

 

理由としては、髪が濡れている時の方が伸びがよく馴染みやすいからです。水分とのなじみがとてもよいので、乾かした後ベタついた印象がなく逆に乾いている髪の毛に使うと伸びずに全体に付きません。

 

さらに流さないトリートントの伸びがよくなればコスパもよくなります。

出かける前に乾いた状態で少量付ける

乾いた状態に付ける事でのメリットは、コテやアイロン前の毛先の保護や紫外線や乾燥による外的刺激を守る効果があります。

 

夜付けて寝ている状態でも髪は乾燥してしまうため、出かける前に付ける事で髪を守ってくれる効果が期待できます。しかし、濡れている状態に比べ、ベタつきやすいというデメリットもありますが付けすぎない程度であれば問題はありません。

 

朝のスタイリング時にワックス感覚で仕上げにつけると髪がまとまる

パサ子
朝、起きたときにスタイリングをしようとしたらパサパサで髪が広がってる

そんなときは、ミルクタイプを毛先中心につけて軽くドライヤーをかけましょう。

水分と油分を適度に補給するのでしっとりまとまり、スタイリングがしやすくなります。

ミルクをつける際に、使用量を控えめにしましょう。つけすぎるとベタっとしないように注意しましょう。

 

洗い流さないトリートメントの使い方・タイミングのまとめ

まとめ

洗い流さないトリートメントを使う事で髪がキレイな状態になります。

 

しかし、流さないトリートメントの良さを全部感じることが出来るのは正しい使い方やタイミングがとても重要です。間違った使い方をする事で髪や頭皮のトラブルにも最悪繋がってしまうので気をつけましょう!

 

付け方をマスターできれば、次は自分の髪に合う流さないトリートメントを使えば髪が生き生きしますので下記も参考にしてください!

 

おすすめの記事