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フケ・頭皮のかゆみ

この記事では『シャンプーで頭の痒み対策』について紹介していきたいと思います。

  • シャンプーを洗い流したあとすぐにかゆみが出る
  • シャンプーをしてもしても頭のかゆみがとれない………
  • なんで頭のかゆみが出てしまうの?
  • シャンプーが自分の髪にあっていないのかな………

このような悩みを抱えている方は大勢いらっしゃると思います。

シャンプーの基本的な目的は、髪の毛、頭皮、肌をきれいに保つこと。なのにシャンプーの後に痒みが出てしまうの”謎”ですよね?実際に毎日きちんとシャンプーを使って髪の毛や頭皮をキレイに保っているはずなのに、痒みやフケが出てしまうのは多い事例です。

そこで今回はシャンプーで痒み対策が行えるように、原因や対処法を紹介していきますので、シャンプーの知識を少し深め、より自分にあったシャンプー探しの役に立てていきましょう。

パサ子
シャンプー毎日しているのになかなか痒みが収まりません………

美容師
実際にそういう方って非常に多いですよ!今回は、美容師でもある僕が”シャンプーでの頭皮の痒み対策”についてまとめていきますね!

シャンプーを洗い流したあとすぐにかゆみが出る原因

美容師
頭皮の痒み自体の原因は様々存在します。

代表的なものとして

  • 汗によるムレ
  • 雑菌の繁殖
  • 頭皮の乾燥
  • シャンプーやトリートメントの洗い残し
  • 紫外線による影響
  • 花粉などのアレルギーによるもの

 

など様々です。

美容師
今回はその中でも”シャンプーを洗い流したあとすぐにかゆみが出る”原因について美容師なりの見解を紹介します。

 

シャンプーを洗い流したあとすぐにかゆみが出る原因①;頭皮の乾燥

シャンプーのしすぎ、季節の変化、睡眠不足や日々のストレスによる体調の変化で皮膚のバリア機能が低下し、頭皮の乾燥を招きます。

乾燥が続くと角質層が剥がれやすくなり、白くて細かい「乾性のフケ」が目立ちます。これまで角質層で守られていたかゆみを感じる神経が剥き出しになるとかゆみを感じるようになります。

シャンプーを洗い流したあとすぐにかゆみが出る原因➁;皮脂の過剰分泌による菌の増加

夏の暑い時期や、油分の多い食事を摂りすぎた時は、皮脂が出やすくなります。

シャンプー時にその頭皮の余分な皮脂を落としきれてないと、頭皮の皮脂を餌にしている菌が増殖して新陳代謝のリサイクルが崩れ、大きくて黄色の湿った「脂性のフケ」が出ます。

これを放って置くと頭皮が炎症を起こし、かゆみを引き起こします。

このようなことから、シャンプーをしていても痒くなってしまう症状を「脂漏皮膚炎」と言います。

 

「脂漏皮膚炎」とは

 

美容師
脂漏性皮膚炎は皮脂が多く分泌される”顔や頭皮”に起こりやすいフケ・かゆみ・あかみ・湿疹が代表的な症状のものです。

脂漏性皮膚炎の原因は大きく分けて4つあると言われています。

  • 皮脂の過剰分泌
  • 遺伝
  • ストレス
  • マラセチアというカビ

 

パサ子
脂漏性皮膚炎についてはことらでも詳しく解説していましたね!

 

これら様々な要因が重なり、頭皮環境が劣悪になり、異常をきたし発症するのが”脂漏性皮膚炎”です。

 

頭皮の痒みを抑える対処法について

このような病気や、痒みの原因に対策をすることで、頭皮の痒みを軽減することが出来ます。そこで重要なシャンプーによる対策は以下の点です。

 

シャンプーによる対処法
  • シャンプーを正しいものにする
  • シャンプーのやりかたを変える

 

主な原因はシャンプー剤やシャンプー法にあったりします

頭皮の清潔を保つために行っているシャンプーも”洗いすぎ”によって乾燥してしまい、清潔にするつもりが逆に皮脂を分泌してしまうこともあります。

当然ですが、洗いな足りない場合も皮脂が固まってしまう”脂漏性皮膚炎”になる可能性を上げてしまいます。

 

シャンプーを正しいものにする

美容師
洗浄力がマイルドで、頭皮への刺激 が少ないアミノ酸洗浄成分がおすすめです。

洗浄力が強い方が、しっかりと汚れを落とすことができると思ってしまうのですが、それは大きな間違いです。

脂漏性皮膚炎の原因のカビ菌の繁殖をさせてしまう原因となる皮脂は洗い流しすぎてしまうと、体が皮脂が足りないから作らないといけないと判断してしまい、皮脂を過剰分泌してしまうため、逆効果です。

アミノ酸系洗浄成分の入ったシャンプーは脂漏性皮膚炎に良いと言われています。アミノ酸系洗浄成分のシャンプーを利用するメリットは、

  • 洗浄力がほどよく皮脂を落とし過ぎない
  • 刺激性が低く頭皮に優しい
  • 乾燥肌や敏感肌によいため皮膚炎だけでなく刺激に弱い赤ちゃんなどにも使える

といったものがあります。

評判の良いシャンプーはアミノ酸成分が配合されているものが多くあるので、頭皮ケアをしたいという方はアミノ酸シャンプーを選んで見ても良いかもしれませんね!

シャンプーのやりかたを変える

 

美容師
一番手軽なのが毎日のシャンプーのやり方を変えるものです。
基本は根治治療とまではいきませんが、症状の軽減など効果が見られますし、うまくいけば治ることもあるようです。しかし、シャンプー方法を間違って行ってしまうと、逆に頭皮を傷めてしまい返って症状が悪化することもあります。
Memo
シャンプーの回数には注意が必要です。方法と一緒に見直しましょう。

できれば、夜にシャンプーしてあげるのがベストです。

髪が成長するための時間帯は、夜の22時〜深夜2時が一番活発です。その間はできるだけ、就寝する・清潔にしておく、ということがおすすめ。

ここで頭皮に負担をかけないで綺麗にできるシャンプーの方法を紹介します。

頭皮に負担をかけないシャンプーのポイント

  1. 髪の毛を濡らす前にブラッシングを行う
  2. お湯でしっかりと髪の毛を流す
  3. シャンプーを手のひらにつけしっかりと泡立てる
  4. すすぎは時間をかけて丁寧に行う
  5. コンディショナーを併用するなら髪先の部分にだけつける
  6. コンディショナーを流す
  7. しっかりと頭皮を乾かす

 

まずは髪の毛についたほこりなどの汚れはブラッシングでほぼとれると言われています。
また、汚れを落とすことでシャンプーの泡立ちや効果を上げることができます。
そして一度お湯で流すことによりさらに汚れが落ちますし、その後のシャンプーの泡立ちも良くなります。シャンプー液を直接頭皮につけず、泡立てたシャンプーを頭皮につけるようにして洗います。
爪をたてると頭皮を傷つけるので、指の腹でマッサージするように洗うのがポイントです。 洗い終わったら水を流しますが、シャンプーを洗い残すと、その成分が逆効果になってしまい、炎症や菌の繁殖に繋がったり頭皮のトラブルの原因になるので丁寧に時間をかけて洗い流しましょう。
コンディショナーやトリートメントを併用するときは頭皮に着けると毛穴の皮脂詰まりを起こすことがあり抜け毛の原因や症状が悪化することがあります。

パサ子
洗い残しはトラブルになりますのでしっかり洗い流しましょう。
最後に頭皮を乾かしますが、頭皮が濡れていると雑菌が繁殖しやすい環境になってしまいますので、手早く手やブラシなどを利用しながら温風で乾かします。

 

美容師
ただし乾かし過ぎると頭皮の乾燥の原因になったり、折角のトリートメントが台無しになるので注意しましょう。

 

それでも痒みが収まらない場合は病院に診察に行くのをおすすめ。

美容師
痒みが収まらない現象が3日以上続くようなら”病院”に行きましょう。

痒みの原因は内的要因からくるものなので、”病院に診察”というのが一番の効果があるので、まずはそれを頭に入れておきましょう。

 

 

実際、頭皮トラブルを改善するのは、内服薬で栄養を補給することで改善することがほとんどです。

そのため、できるだけトラブルが発生しない(予防)ようにアドバイスしするのが美容師の役目となります。

正直なところ、トラブルが発生したらまずは病院に行く、もしくは病院に行けないのなら、信頼できる美容師さんに相談しにいくとういうのが”ベスト”です。そのうえでアドバイスするとすれば

  • シャンプーを正しいものにする
  • シャンプーのやりかたを変える

 

ということです。是非以下の記事も参考にしてみてください。

 

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