この記事では『パーマをかけている向けに持ちを良くする為の正しいシャンプーとトリートメント方法』について紹介していきたいと思います。
- パーマをかけたら髪が傷んだ。
- パーマを長持ちする方法はあるの?
- パーマヘアに特化したケア方法を知りたい
美容院キレイにパーマがかかったけど、長持ちしない事や髪が傷んだ事ありませんか?
実はパーマの種類やかける前の髪質の昭代によって、パーマの持ちやスタイリングのしやすさが変わってきます。折角、美容院ではキレイにパーマがかかっていても自宅での再現性がないと意味がないですよね!
もちろん、パーマをかけてもらう美容師の技術の高さも重要ですが、『パーマを長持ちできる方法』を事前に知識として持っておいた方が大切な髪を守る事が出来ます。
そのためにパーマヘアが長持ちできるシャンプー・トリートメント方法を美容師が解説していきます。
この記事の目次
正しいシャンプーの方法でパーマの持ちが違う
パーマを長持ちさせる方法がなんで自宅でのシャンプーとトリートメントによって違いが出るのかをまず解説していきます。
シャンプーは本来、頭皮の汚れや皮脂を洗う事を目的なので髪には優しいとは言えません。特に、洗浄力が高いシャンプーはパーマをかけた髪には刺激が強すぎる為、パーマの結合をとってしまう事があります。
パーマケアに特化したシャンプーの選び方
パーマをキレイな状態で維持したいと思うのは誰しもが感じる事だと思います。
しかし、シャンプーの表記として『パーマ用シャンプー』という分類はない為どのようなシャンプーを選んでいいのかが分からないと思います。
パーマがすぐに取れてしまう方や傷んでしまって悩んでいる方のシャンプーの洗浄成分で選んでください。
シャンプーの洗浄成分はさまざまありますが、髪に優しい成分はアミノ酸系やベタイン系シャンプーが頭皮と髪に優しい成分があります。シャンプーで適度に頭皮を洗浄し、保湿成分により髪の内部なでケアしてくれるオススメの洗浄成分でしょう。
特に、パーマで傷んだ髪をパサつく事を防ぐ為に、しっとりした質感を持つシャンプーを使う事で髪自体が重い質感になり、パーマが出にくい環境を作ってしまいます。
その点、アミノ酸系シャンプーなどはそのような過剰な保湿成分を配合していない分ふんわりとしたパーマスタイルを再現する事が可能なんす。
【美容師が解説】シャンプートリートメントの仕方
シャンプー前のブラッシング
ブラッシングをしたらパーマが取れそう・・・と思ってしまいがちですが、正しいブラッシングを行う事でパーマが取れる事はありません。
ブラッシングを行い事でのメリットは、毛先の絡まりをなくす効果やほこりやスタイリング剤の除去・頭皮環境の改善・シャンプー量を減らす事のコスパや泡立ちなどさまざまあります。
特にシャンプーの泡立ちは全く違い、頭皮と髪の摩擦による刺激を減らせるのでダメージレスが可能です。さらにシャンプーの量が少なくてすむ分、ちょっと高いシャンプーを使う場合コスパも良くなります。
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しっかり3分のお湯で洗う
まずはお湯だけで頭皮と髪を洗います。
予洗いをしっかりする事で『シャンプーの泡立ち』や『摩擦によるダメージ』『汚れや皮脂の除去』ができます。ブラッシングの効果もあるので汚れなど8割近く取れます。
濡らす程度で済ませるのではなく、お湯の温度は、あまり熱いお湯は避け38〜40度くらいが適温2〜3分かけてシャワーでしっかり流す事が大切です。
温度が高すぎると、パーマの他にカラーをしている方は色が早く抜けやすい事もあるので適温を守りましょう。
- 1〜2分かけてシャワーでしっかり流す
- お湯の温度は38〜40℃
パーマケアに特化したシャンプーを手で軽く泡立てる
軽く水気を取ってからシャンプーを手に取ります。
実は、シャンプーを頭に直接かけたりは間違った行為で、直接頭皮につけ泡立てると摩擦で髪が傷んでしまいます。折角予洗いやブラッシングをした効果がなくなる注意しましょう。
まずは手のひらでシャンプーの適量軽く泡立ててからシャンプーを髪からではなく、頭頂部付近の頭皮から洗いましょう。このとき泡立てネットのを使う事で豊潤なシャンプーが出来ますので使う事をオススメします。
万が一、ワックスやスタイリング剤が流しきれていない場合は、軽く毛先だけコンディショナーやトリートメントを付けて乳化し、すぐに流すとスッキリ取れます。
- 適量のシャンプーを出す
- 頭につけるのではなく、手のひらでまず泡立て
- 髪からでなく、頭皮から洗う
- スタイリング剤が残っていればコンディショナーなどで乳化
しっかりシャンプーを流す
洗い終わったら、しっかり適温のお湯を通して洗い流します。
「しっかりすすぐ」とは美容師のなかでは最低でも2〜3分はかけますが、最初は長く感じるでしょう。時間を正確に計るのは面倒なので、シャンプーのぬめりがしっかり取れたと感じてさらに流すぐらいがちょうどいい目安になります。
- しっかり2〜3分すすぐ
- ぬめりがなくなるぐらいまで流す
トリートメントを付け軽く梳かす
パーマがかかっている髪にトリートメントを適量付け軽くくしでとかす事が大切です。
ブラッシングの時と同様、毛先から梳かす事で毛先は傷みませんし、トリートメントを1本1本ムラなく保湿する事が出来ます。その際、目が細かいクシより荒めのを使う事で引っかかる事のストレスが少なくなります。
トリートメントもシャンプーの流す時と同じようにしっかりと流す事で過剰なべたつきがなく、乾かした時パーマが出しやすくなります。
- トリートメントを付けたら軽くクシで梳かす
- ぬめりがなくなるぐらいまで流す
美容師が美容院で行うシャンプーとトリートメントの方法はいかがだったでしょうか?この方法を行う事でパーマの持ちが格段と上がり、スタイリングがしやすくなります!
是非、シャンプーとトリートメントの方法を実践してみてください。
シャンプー方法を実践してキレイなパーマスタイルになろう
パーマがすぐに取れてしまう方や傷んでしまった方に向けたパーマヘアのホームケア方法についてまとめてみました。
- アミノ酸系・ベタイン系の洗浄成分のシャンプーを使う
- シャンプーとトリートメントの方法を変える